2020年12月23日水曜日

プラットフォームワーカーたちのユニオン運動

第4回法政大学フェアレイバー研究所シンポジウム


コロナの影響で雇用の流動化が加速しています。コロナ以前に指摘されていたギグワークや個人請負で働く労働者たち。特に、ウーバーイーツなどの配達員が増えると同時に、事故も増えています。しかし、彼らに何ら補償はありません。一方、同様の問題を抱える韓国では、労使双方が解決をめざして画期的な労働協約が結ばれました。そこに至った背景を探りながら、日本での解決の可能性について議論します。


日時: 2021年1月24日(日)午後2~4

場所:Zoom

参加費:無料

主催:法政大学フェアレイバー研究所 

協力:社会運動ユニオニズム研究会


内 容:

進行:浅見靖仁さん(法政大学教授)

開会挨拶:上西充子さん(法政大学教授) 

1 ユニオン報告 30

土屋俊明さん(ウーバーイーツユニオン執行委員長)

聞き手・天野理さん(東京労働安全衛生センター)


2 プラットフォームワーカーをめぐる国内外の情勢 30

呉 学殊さん(JIL労使関係部門・統括研究員)

 韓国プラットフォーム配達労働に関する協約について

 国内フリーランス調査結果について


3 コメント 15分

田端博邦さん(東京大学名誉教授)

菅俊治さん(弁護士)

林大樹さん(一橋大学名誉教授)


4 質疑応答 40


当日の資料







「年越し派遣村」運動と労働運動

 87回社会運動ユニオニズム研究会

「年越し派遣村」運動と労働運動

日時:2020年7月17日(水)15:0017:00
場所:zoom
主催:明治大学労働教育メディア研究センター
報告:河添  (労働運動活動家

2020年のコロナ禍のなか、2008年の「年越し派遣村」を思い返す人は多い。「年越し派遣村」運動はなぜ、社会に大きなインパクトを与えることができたのか。現在のコロナ禍の政治・労働運動とともに考える。


「年越し派遣村」が思い返されていることをどうみるか

「年越し派遣村」前史

リーマンショックによる世界的な大量解雇と「年越し派遣村」

「年越し派遣村」

派遣法抜本改正と派遣切り争議

「年越し派遣村」運動の意義と限界







2020年6月8日月曜日

海外における新型コロナウイルスによる 交通運輸労働者やギグ労働者への影響と労働組合の取り組み

86回社会運動ユニオニズム研究会
「海外における新型コロナウイルスによる
 交通運輸労働者やギグ労働者への影響と労働組合の取り組み」

日時:2020年5月27日(水)15:0017:00
場所:zoom
主催:明治大学労働教育メディア研究センター
報告:浦田 ITF国際運輸労連東京事務所・政策部長)

1. 自己紹介およびコロナ禍とITF(国際運輸労連)について
2. 交通運輸産業を取り巻く状況
・「船員交代」とサプライチェーン
・コロナ禍にあえぐ世界の航空会社
・安全対策の強化などを求める公共交通労働者
・ライドシェアと新しい生活様式
(ギグ労働者性をめぐる判決や新法)

3. 当面の課題-労働組合の要求はなにか?〜ITFが労使で取り組む課題
・労働者の権利と移住労働者の救済
・コロナ禍に便乗した労働組合攻撃
・職業病としての認定
・コロナ対策の財源確保