日 時:2012年7月14日(土)
テーマ:転換期における韓国の労働運動と市民運動
報告:安周永さん(アンジュヨン、京都大学大学院法学研究科助教)
コメント:金元重さん(千葉商科大学教授)
共 催:一橋大学社会学研究科フェアレイバー研究教育センター
明治大学労働教育メディア研究センター
Labor Now
明治大学労働教育メディア研究センター
Labor Now
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2012年は、韓国政治にとって非常に大きな意味をもつ年となるといわれています。すでに、ソウル市長に市民派のパク・ウォンスン氏を当選させることに韓国社会運動は成功しており、引き続いて、4月の国会議員選挙がたたかわれ、12月には大統領選がたたかわれるためです。こうした一連の選挙に韓国の労働運動・社会運動は、どのように対応しているのかを報告して頂きます。
特に、最近の動向として、労働運動と福祉・社会保障の充実を求める運動とが連携を始めており、福祉国家をめざす運動ネットワークが構築されつつあるという点について、日本との比較もしながらご報告いただく予定です。
なお、報告していただく安周永氏は、韓国から京都大学大学院に留学後に現在、京都大学助教であり、日韓の労働運動と政治体制について研究されています。
参考文献
安周永「韓国における政治的対立軸の変化:2012年大統領選結果を受けて」『労働法律旬報』1786号(2013年2月25日発行)
参考文献
安周永「韓国における政治的対立軸の変化:2012年大統領選結果を受けて」『労働法律旬報』1786号(2013年2月25日発行)