2012年1月17日火曜日

ウォール街占拠(OWS)運動と労働運動について

19回社会運動ユニオニズム研究会(終了)

昨年9月17日に始まったウォール街占拠(OWS)運動は、ニューヨークから全米各都市へ、世界へと拡がっています。OWSのスローガン「我々は99%」は、多くの人々の共感を得ています。1%である世界を支配する金融機関や富裕層に対する闘いとして、労働運動や様々な社会運動と合流しています。OWS運動は広場を占拠し、「ジェネラルアッセンブリー」を通じた徹底した直接民主主義の実践によって、社会運動のあり方そのものの変革を求め、社会的諸関係の変革をもめざしています。
次回研究会では、11月にニューヨークで3週間にわたりOWS運動を調査してきた青野さん、高須さん、12月に、レストラン機会センター(ROC)が主催したレストラン労働者国際会議に参加し、ニューヨークにも立ち寄って来られた河添さんの報告を受けて、アメリカの新しい社会運動と労働運動について議論しました。

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日 時:2012日(土)(終了)
テーマ:アメリカの社会運動ユニオニズムの現状
報 告:ウォール街占拠(OWS)運動と労働運動について
     青野恵美子さん(明治大学労働教育メディア研究センター、Labor Now
     高須裕彦さん(一橋大学フェアレイバー研究教育センター、Labor Now
    レストラン機会センター(ROC)とレストラン労働者国際会議について
     河添誠さん(首都圏青年ユニオン)
共 催:一橋大学社会学研究科フェアレイバー研究教育センター
    明治大学労働教育メディア研究センター
    Labor Now



青野恵美子・高須裕彦「ウォール街占拠運動:新しい社会運動の可能性(下)」〔『労働法律旬報』1774号(2012年8月25日発行)掲載〕