2018年9月19日水曜日

レイバー・ノーツ大会2018 参加報告会

第81回社会運動ユニオニズム研究会 
レイバー・ノーツ大会2018 参加報告会

■『レイバー・ノーツ』とは
 参加者による大会参加報告
 ワークショップ体験
■〝アジア版〟レイバー・ノーツの告知 …など

日 時:2018113日(土)1330-1645
場 所:明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント 24021教室
参加費:無料(ただし資料代としてカンパを要請します)

  催:レイバー・ノーツ大会2018 日本参加団
     明治大学労働教育メディア研究センター
     法政大学大学院フェアレイバー研究所
     Labor Now

※資料準備やグループ分けのため、事前に参加連絡をいただけましたら助かります。
 連絡先:清岡    Mail: cwu_kiyooka(at)yahoo.co.jp  (at)を@に置き換えて送信下さい。


2018年9月15日土曜日

雪崩れをうつ外国人労働者受入れ〜 「骨太の方針2018」がもたらすものは? 〜(終了)


80回社会運動ユニオニズム研究会
日時:20181024日(水)18302100
場所:連合会館2階201会議室
 (最寄駅:御茶ノ水、新御茶ノ水、小川町、淡路町) 

テーマ:雪崩れをうつ外国人労働者受入れ〜「骨太の方針2018」がもたらすものは? 〜
報告:旗手明さん(公益社団法人・自由人権協会 理事)
   小山正樹さん(JAM参与)

主催法政大学大学院フェアレイバー研究所、明治大学労働教育メディア研究センター、Labor Now
参加費:無料 参加申込み: 1023日までに以下のメールアドレスまでにお申し込み下さい。          
      labornow(at)jca.apc.org (at)@に置き換えて送信下さい。

さる6月15日、「経済財政運営と改革の基本方針2018」(骨太の方針)が閣議決定され、日本政府は本格的な外国人労働者受入れに舵を切った。今秋の臨時国会に入管法改定案を提出し、来年4月にも実施する方向だ。

これは、少子高齢化や人口減少を背景に、日本各地また様々な産業において深刻な人手不足が急速に進行しているためだ。近年、外国人労働者は年間20万人近い急増傾向にあるが、骨太の方針によりさらなる上積みがなされようとしている。

こうした大きな政策転換にもかかわらず、これに向けたタスクフォースでの検討内容を含め、政策決定過程が明らかにされていない。他方、来年度の概算要求には、骨太の方針を反映したものが目白押しである。例えば、法務省からは、「出入国在留管理庁」の新設やそれに伴う500人を超える増員要求がなされている。
また、7月24日には「外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議」が開催され、さらに8月31日には「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策検討会」も設置され、年内にも「総合的対応策」が確定される。こちらは、在留するすべての外国人を対象とするものだが、新たな外国人労働者受入れのスキームは、検討対象とされていない。

このような経過を反映してか、外国人労働者受入れ政策に関しては、日本社会において本格的な議論がいまだ行われていない。こうした政策論議の不在は、今後、禍根を残すおそれもある。

臨時国会が迫ってきた10月12日になり、関係閣僚会議において入管法改定案の骨子や政府基本方針の骨子案が示され、やっと具体的な議論ができる段階に入ってきた。臨時国会での充実した議論を期待したいが、他の重要法案もあり日程的に立て込んでいることから、「充実した議論」は望めそうもない。


今回は、長年にわたり外国人労働者政策、とりわけ外国人技能実習制度に取り組んできた講師を迎えて、骨太の方針に潜む問題点を徹底解明する。ぜひ、ご参加ください。

配付資料(以下をクリックすれば、PDFをダウンロードできます)
レジュメ(ファイルが大きいのでダウンロードに時間がかかる場合があります)
資料(ファイルが大きいのでダウンロードに時間がかかる場合があります)
関係資料



当日の報告部分の映像(1時間37分):旗手明さん、小山正樹さん


関係リンク

「『出入国管理及び難民認定法』及び『法務省設置法』改定案の骨子」に対する意見 -今こそ、包括的な移民政策を!-

公開講座 「サプライチェーンの労働問題を考えるーユニクロの下請労働者がインドネシアから補償を求めて来日ー」(終了)

本公開講座の詳細情報、当日の映像、関係リンクは以下のご覧下さい。



日時:20181013日(土)14:0017:0013:30開場)
場所:明治大学駿河台キャンパス・アカデミーコモン8階308F

テーマ:サプライチェーンの労働問題を考えるーユニクロの下請労働者がインドネシアから補償を求めて来日ー
報告(通訳つき) 
・ソ・ション(CCCEA-クリーン・クローズ・キャンペーン東アジアコーディネーター)
・テディ・プトラ(ジャバ・ガーミンド労組委員長):JG労働者に何がおきたか
・ワーミ(JG女性労働者):女性労働者からの声
・ムチャマド・ダリズマン(WRCインドネシアスタッフ)
 インドネシアにおけるサプライチェーン労働者の現実
・イロナ・ケリー(クリーン・クローズ・キャンペーン・CCC国際事務局)
 世界のサプライチェーンとCCCの活動
・遠野はるひ(CCC東アジア運営委員):日本で何ができるか

共催:明治大学労働教育メディア研究センター
    サプライチェーンを考えるネットワーク
参加費:無料

参加申込み:資料準備の都合で、参加を希望される方は、1011日までに下記連絡先までご一報下さい。
連絡先:明治大学労働教育メディア研究センター
    メール:labored(at)meiji.ac.jp  (at)を半角の@に置き換えて下さい。

107日から14日に、インドネシアのユニクロの下請会社であったジャバ・ガーミンド(JG)社の労働者と支援団体のスタッフが来日します。JG社は、ユニクロからの生産委託が打ち切られて倒産。労働者たちは一部賃金と退職金が支払われないまま解雇されています。労働者たちは、未払い賃金・退職金を求め、ユニクロの社会的責任を追及して闘っています。

本講座においては、労働者の訴えを聞き、サプライチェーン(下請企業)における労働問題を知り、ユニクロなどの多国籍企業の社会的責任や日本で私たちに何ができるかを考えていきたいと思います。

ご関心あるみなさんのご参加を呼びかけます。

2018年9月10日月曜日

韓国非正規労働センターとの交流会(終了)


日本の社会政策学会と韓国産業労働学会などが共催する「日韓若手労働研究者フォーラム2018」の開催にあわせ、韓国非正規労働センターのイ・ナムシン所長が来日されます。せっかくの機会ですので、イさんをお招きして、以下の通り交流会を開催します。
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79回社会運動ユニオニズム研究会
韓国非正規労働センターとの交流会

◆日時:2018108日(月・休日)1300分~1530
◆場所:明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロント2階4021教室
◆テーマ:韓国の非正規労働の実態と解決のための取り組み
◆報告:韓国非正規労働センター所長 イ・ナムシンさん (通訳あり)
◆参加費無料

※資料準備の関係で、ご参加いただける方は、お名前、ご所属(任意)を、107日(日)までに、labornow(アット)jca.apc.org(アットを@に置き換えて送信下さい)にお知らせください。
◆主催 法政大学大学院フェアレイバー研究所、明治大学労働教育メディア研究センター、Labor Now
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「韓国非正規労働センター」は「非正規労働者の声を韓国社会に伝える」ことを目的として、2000年に結成された労働NGOです。主に、非正規雇用の問題をイシュー化するための基礎情報、相談内容を提供し、政策案を提供するなど、専門的知見とデータを有する団体としての役割を果たしてきています。

イさんは、ドキュメンタリー映画「外泊」で話題となったイランド・ホームエバーの座り込みの当時、イランド一般労働組合の副委員長を担った経歴を持っています。その後、韓国非正規労働センターなどの活動を通じて非正規労働運動をリードしてきました。2015年からは、非正規労働者を代表する労働者委員の一人として、最低賃金委員会の審議に参加しています。

当日は、イさんからは韓国における非正規労働者の実態とこれに対応してきた運動の取り組みについて、お話して頂きます。
当日、夜に帰国されるため、短時間の開催となりますが、イさんからの報告を受けて、しっかり交流をしたいと思いますので、ご参加をお願いします。多くの方のご参加をお待ちしています。

当日の配布資料(以下のクリックすればpdfをダウンロードできます)
パワーポイント1
パワーポイント2
韓国の最賃事情と労組の運動