2022年8月10日水曜日

つながることでパワーアップ〜フリーランスユニオン

 92回社会運動ユニオニズム研究会

つながることでパワーアップ〜フリーランスユニオン

日時:2022年8月4日(水)13:0014:30
場所:zoom
主催:明治大学労働教育メディア研究センター、労働政策グループ
報告:塙律子さん(ヨギーインストラクター・ユニオン執行委員長)


2018年、ヨガなどのインストラクター(指導員)たちが自らユニオンを結成した。それまで業務委託契約による働き方だったが、突然の経営方針の変更により、一方的な指揮命令や研修の受講などを強要され、納得できなかった彼らは、会社との話し合いを求めてユニオンを結成したのだ。その後コロナをへて、さまざまなトラブルなどを乗り越えて今に至る。「内部でどうやって人をまとめていけばいいのか、すごく苦しい時期があった。」と語るユニオン委員長の塙さんは、今年3つのユニオンと合同で「フリーランス・ユニオン」を結成した。現在に至るまでの経緯について聞いた。


1 インストラクターの働き方

2 なぜユニオンを結成したのか?

3 ユニオンの活動スタイル

4 さらに「フリーランス・ユニオン」を結成した理由

2022年5月3日火曜日

労働組合でない労働運動の役割・課題・可能性 ~「はむねっと」の活動をとおして

 91回社会運動ユニオニズム研究会

労働組合でない労働運動の役割・課題・可能性

~「はむねっと」の活動をとおして


日時:2022年4月27日(水)13:0015:00
場所:zoom
主催:明治大学労働教育メディア研究センター、労働政策グループ
報告:瀬山紀子(「公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)」副代表) 

「コロナ禍で、女性たちの生活が貧困に晒されている。なぜなのか? それはこれまで覆い隠されてきた、あえて直視してこなった、労働社会が抱える構造的問題に依る。「公務非正規女性全国ネットワーク」は、公共サービスの現場で働く女性たちの声を集め、「公務非正規」の問題をあぶり出して見せた。このままでよいはずがない、と。」


1 自己紹介

2 「公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)」について

3 「はむねっと」2021年調査について

4 非正規が中心の運動

5 既存の組織や労働組合とどうつながるのか?

6 労働組合ではない労働運動

7 2022年度末の「3年雇止め・公募」が大きな課題

2022年4月12日火曜日

労働者委員になって

90回社会運動ユニオニズム研究会

労働者委員になって

日時:2022年3月29日(水)15:0017:00
場所:zoom
主催:明治大学労働教育メディア研究センター、労働政策グループ
報告:北 健一 出版労連書記次長)

 「労働委員会とは、労働者が団結することを擁護し、労働関係の公正な調整を図ることを目的として、労働組合法に基づき設置された機関」(厚生労働省)。一般の人には馴染みのない「労働委員会」だが、都道府県労働委員会と中央労働委員会があり、使用者委員、労働者委員、公益委員の三者で組織されている。東京都では年間約100件の申し立てがある。2021年12月から「労働者委員」になった報告者が、労働委員会の役割について語る。


1. 経過

2. 調査期日の流れ

3. 労働委員会の課題

4. 労働委員会の役割と希望