日 時:2009年11月7日(土)
テーマ:いざ政権交代!連合は何をするのか?〜連合運動の20年と今後の展望
報 告:山本幸司さん(連合本部・副事務局長)
自民公明が下野し、民主党を中心とする政権が発足した今、労働運動は何をなすべきか。昨年秋以来の世界大の大不況の深刻化、派遣切り、そして、正規労働者を 含めた雇用破壊の進行、格差と貧困が拡大する中で、労働運動の取り組むべき課題は山積みです。連合は結成20周年を迎え、10月8日〜9日の大会をへて、 新たな体制をスタートさせました。
そこで、連合本部の山本幸司さん(副事務局長)に、結成20年と政権交代を迎える中で、連合はこれまで の運動をどう総括し、いかなる展望をもって運動を進めようとしているかについて、報告いただき、参加者のみなさんと共に、今、労働運動は何をなすべきかを 議論しました。
なお、山本さんは埼玉県下の中学校の理科教員をへて、再建した埼玉教職員組合の初代書記長、日教組特別執行委員、公務員共闘事務局長などを経て、2007年から連合本部の副事務局長を務められています。
当日の報告内容は、雑誌『労働法律旬報』3月下旬号・4月下旬号に掲載しました。PDFファイルを以下のサイトからダウンロードできます。
山本幸司「政権交代と今後の連合運動を考える(上)」『労働法律旬報』1716号(2010年3月25日発行)
山本幸司「 政権交代と今後の連合運動を考える(下)」『労働法律旬報』1718号(2010年4月25日発行)
「社会運動ユニオニズム研究会」は今後の労働運動のあり方や運動戦略を実践家と研究者が一緒に議論していくプロジェクトです。なお、社会運動ユニオニズムは、社会運動的な労働運動をさし、ビジネスユニオニズムとは対抗概念です。自らを社会運動の一つとして認識し、社会運動の戦略や戦術を採用し、社会運動と連携する特徴を持っています。
2009年12月27日日曜日
2009年9月3日木曜日
社会政策学会での報告論文をアップしました
社会政策学会第118回大会・共通論題「福祉社会の変貌と労働組合」(2009年5月23日)で高須裕彦が報告した時に配布した報告論文『労働組合運動の新展開:社会運動ユニオニズムの可能性・日米を比較して』をアップしました。以下のタイトルをクリックするとPDFファイルをダウンロードできます。
高須裕彦『労働組合運動の新展開:社会運動ユニオニズムの可能性・日米を比較して』
高須裕彦『労働組合運動の新展開:社会運動ユニオニズムの可能性・日米を比較して』
2009年8月9日日曜日
労働ビッグバン研究プロジェクト総括論文
労働ビッグバン研究プロジェクトの総括論文を田端博邦さん(東京大学名誉教授)が執筆しました。以下からダウンロードできます。
田端博邦「労働ビッグバンは終わったか:経済危機と労働運動」『労働法律旬報』1700号(2009年7月25日発行)掲載
田端博邦「労働ビッグバンは終わったか:経済危機と労働運動」『労働法律旬報』1700号(2009年7月25日発行)掲載
第2回社会運動ユニオニズム研究会を開催しました
日 時:2009年7月4日(土)
テーマ:連合運動の20年
報 告:笹森清さん(前連合会長、労働者福祉中央協議会会長)
共 催:明治大学労働教育メディア研究センター
当日の報告映像(28分)は以下から視聴できます。
http://www.jca.apc.org/labornow/labornowtv/monogatari/sasamori.html
報告内容は雑誌『労働法律旬報』(12月上旬号・12月下旬号)に掲載しました。PDFファイルを以下のサイトからダウンロードできます。
笹森清「連合運動の20年(上)」『労働法律旬報』1709号(2009年12月10日発行)掲載
笹森清「連合運動の20年(下)」『労働法律旬報』1710号(2009年12月25日発行)掲載
テーマ:連合運動の20年
報 告:笹森清さん(前連合会長、労働者福祉中央協議会会長)
共 催:明治大学労働教育メディア研究センター
当日の報告映像(28分)は以下から視聴できます。
http://www.jca.apc.org/labornow/labornowtv/monogatari/sasamori.html
報告内容は雑誌『労働法律旬報』(12月上旬号・12月下旬号)に掲載しました。PDFファイルを以下のサイトからダウンロードできます。
笹森清「連合運動の20年(上)」『労働法律旬報』1709号(2009年12月10日発行)掲載
笹森清「連合運動の20年(下)」『労働法律旬報』1710号(2009年12月25日発行)掲載
2009年4月5日日曜日
第1回社会運動ユニオニズム研究会を開催しました
日 時:2009年4月4日(土)
テーマ:アメリカの社会運動ユニオニズム
報告1:社会運動ユニオニズムとリビング・ウェィジ条例運動
〜市民からの労働への接近〜
小畑精武さん(自治労本部組織局アドバイザー)
報告2:SEIUは労働者の救世主か独裁者か
浜田陽太郎さん(朝日新聞記者)
コメント:米国左翼労働運動としての社会運動ユニオニズム
篠田徹さん(早稲田大学教授)
当日は上記三氏から報告いただき、アメリカ労働運動の現状と社会運動ユニオニズムについて議論しました。アメリカの社会運動ユニオニズムは80年代の困難な時代のコミュニティ(移民を含む)の組織化に起源があるのではないか、SEIUはビジネスユニオニズムそのものではないか、社会運動ユニオニズムの思想的背景など、興味深い議論をしました。
当日の関係資料・参考文献は以下の通りです。リンクをクリックいただければ資料をダウンロードできます。
小畑報告レジュメ
浜田報告レジュメ
篠田報告レジュメ
小畑精武「アメリカ視察団からの報告」『月刊労働組合』2009年4月号、No.531(リンクなし)
浜田陽太郎・竹信三恵子「変革を問われる労組」『朝日新聞』2009年3月17日朝刊 東京本社
篠田徹「第12回労働調査セミナー報告②:労働運動について考える」『労働調査』2009年1月号、労働調査協議会
テーマ:アメリカの社会運動ユニオニズム
報告1:社会運動ユニオニズムとリビング・ウェィジ条例運動
〜市民からの労働への接近〜
小畑精武さん(自治労本部組織局アドバイザー)
報告2:SEIUは労働者の救世主か独裁者か
浜田陽太郎さん(朝日新聞記者)
コメント:米国左翼労働運動としての社会運動ユニオニズム
篠田徹さん(早稲田大学教授)
当日は上記三氏から報告いただき、アメリカ労働運動の現状と社会運動ユニオニズムについて議論しました。アメリカの社会運動ユニオニズムは80年代の困難な時代のコミュニティ(移民を含む)の組織化に起源があるのではないか、SEIUはビジネスユニオニズムそのものではないか、社会運動ユニオニズムの思想的背景など、興味深い議論をしました。
当日の関係資料・参考文献は以下の通りです。リンクをクリックいただければ資料をダウンロードできます。
小畑報告レジュメ
浜田報告レジュメ
篠田報告レジュメ
小畑精武「アメリカ視察団からの報告」『月刊労働組合』2009年4月号、No.531(リンクなし)
浜田陽太郎・竹信三恵子「変革を問われる労組」『朝日新聞』2009年3月17日朝刊 東京本社
篠田徹「第12回労働調査セミナー報告②:労働運動について考える」『労働調査』2009年1月号、労働調査協議会
2009年2月17日火曜日
社会運動ユニオニズム研究会をスタートします
フェアレイバー研究教育センターの「労働ビッグバン研究プロジェクト」は、2007年6月のスタート以来、新自由主義的なグローバリゼーションと労働ビッグバン政策、対抗する労働運動の実践をテーマに、政策と運動のあり方について、研究者と実践家が一緒に議論を進めてきました。
新自由主義的な市場原理主義が自己崩壊し、経済的な危機が深刻化する中で、従来の新自由主義的なあり方が全面的に転換されようとしています。他方、経営側のなりふり構わない大リストラ攻撃を前に、労働運動がそれにどう対抗し、新しい雇用と社会の仕組みをどうつくるのか、深刻化するワーキングプアや貧困問題をどう解決するのか、労働組合自身が他の社会運動と連携しながらどう主体的にこれらの課題を取り組んでいくのか、そして労働運動自身の活性化をどう進めるのかが問われています。
このような情勢と課題の大きな変化の中で、労働ビッグバンプロジェクトは公開研究会活動をいったん終了して、新しい状況に対応した研究プロジェクト「社会運動ユニオニズム研究会」をスタートしました。
今後、随時、公開研究会を開催していきますので、ご関心あるみなさんのご参加を呼びかけます。
新自由主義的な市場原理主義が自己崩壊し、経済的な危機が深刻化する中で、従来の新自由主義的なあり方が全面的に転換されようとしています。他方、経営側のなりふり構わない大リストラ攻撃を前に、労働運動がそれにどう対抗し、新しい雇用と社会の仕組みをどうつくるのか、深刻化するワーキングプアや貧困問題をどう解決するのか、労働組合自身が他の社会運動と連携しながらどう主体的にこれらの課題を取り組んでいくのか、そして労働運動自身の活性化をどう進めるのかが問われています。
このような情勢と課題の大きな変化の中で、労働ビッグバンプロジェクトは公開研究会活動をいったん終了して、新しい状況に対応した研究プロジェクト「社会運動ユニオニズム研究会」をスタートしました。
今後、随時、公開研究会を開催していきますので、ご関心あるみなさんのご参加を呼びかけます。
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