第57回社会運動ユニオニズム研究会
日 時:2015年11月11日(水)18:30-21:00
場 所:連合会館401会議室(御茶ノ水)
地 図 http://rengokaikan.jp/access/
テーマ:アメリカ労働運動の今:低賃金労働者の労働条件をどうやって改善するか
〜生活賃金条例(公契約条例)と最低賃金引き上げ運動
報 告:ステファニー・ルースさん(ニューヨーク市立大学ジョゼフ・S.マフィー労働者教育・労働研究機構教授)
http://sps.cuny.edu/whoweare/bio/143
(逐語通訳あり)
主 催:一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター
明治大学労働教育メディア研究センター、Labor Now
配付資料:パワーポイント(ここからダウンロードできます)
当日の報告部分のビデオ記録。
今秋のアメリカ労働運動の第3弾は、「生活賃金条例と最低賃金引き上げ運動」を取り上げます。来日されるステファニー・ルースさんを講師に、最近の生活賃金条例(日本の公契約条例のモデルです)の動向と、この数年大幅な引き上げの進む最低賃金とその引き上げ運動、そして、その背景を報告いただき、日本の運動への示唆を議論しました。
ルースさんは、90年代に全米各地に大きく広がった生活賃金条例制定運動を調査し、Fighting for a Living Wageや The Living Wage: Building a Fair Economyなどの書籍をまとめられていて、賃金問題とその運動の専門家です。また、昨年、Labor Movements: Global Perspectivesを出版され、新自由主義の席巻やグローバル化が進むなかで、労働運動の進むべきあり方について議論されています。
当研究会では2度にわたって報告いただいています。
ニューヨーク労働運動とオキュパイ(占拠):発展へのチャンス
http://socialmovementunionism.blogspot.jp/2014/06/44.html
Asia Floor Wage(アジア最低賃金)キャンペーンと地域における賃金の引き上げ
http://socialmovementunionism.blogspot.jp/2010/04/blog-post.html