第73回社会運動ユニオニズム研究会
日時:2017年11月24日(金)18:30 — 21:00
場所:明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロント2階4021教室(御茶ノ水)
報告:東京訪米団のメンバー【岸朋弘、金美珍、小谷幸、坂本啓太、菅俊治、瀬山紀子、高須裕彦、寺島栄宏、鳥尾理沙、中村 優介、萩原久美子、村岡敬明、柳浦聡子(アイウエオ順)】+伊波洋一参議院議員(特別報告)
主催:一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター、法政大学大学院フェアレイバー研究所、明治大学労働教育メディア研究センター、Labor Now
参加申込み:資料準備の都合上、参加をご希望の方は11月21日までに下記アドレスまでご一報下さい。
b071429k(at)r.hit-u.ac.jp
(at)を@に置き換えて送信下さい。
UCLAレイバーセンターのケント・ウォンさんから、APALA(アジア太平洋系アメリカ人労働者連盟)結成25周年大会(8月18日〜20日開催)への参加の呼びかけを受けて、同大会とロサンゼルスを、東京から13名の活動家・弁護士・大学院生・研究者らで訪問してきました。別途、オール沖縄会議も訪米団を送りました。
APALA大会では全米各地からの参加者との交流を行いました。沖縄訪米団は沖縄米軍基地分科会を開催し、同大会は、沖縄の米軍新基地建設に反対する連帯決議を満場一致で上げました。
同大会終了後は、社会運動ユニオニズムの先進地域であるロサンゼルスに向かい、UCLAレイバーセンター、ロサンゼルス郡労働組合評議会、SEIU(在宅介護、保育・学校・ファストフード)、UNITE-HERE(ホテル・サービス産業)、シンク&アクト・タンク(LAANE)、コミュニティ組織、コリアタウンやフィリピン、被服、タクシーなどの労働者センターなどを訪ね、交流してきました。
そこで、次回研究会では、沖縄決議を含むAPALA大会の内容、ロサンゼルスの労働・社会・地域運動の状況や交流を通じて学んだものを報告し(映像も上映します)、議論したいと思います。 また、オール沖縄会議訪米団として参加された伊波洋一参議院議員から特別報告を受けます。
(全体報告)
● 訪米団紹介VTR
● 高須裕彦 「2017年APALA大会とロサンゼルス訪問の概要」
第1部 APALA
● 村岡敬明 「APALA大会における沖縄決議と記憶の伝承」
● ケント・ウォン氏からの連帯メッセージ(ビデオ)
● (特別報告) 伊波洋一(参議院議員)「米軍基地建設の現状とAPALA大会」
第2部 ロサンゼルス
● 萩原久美子 「労働運動とケア、ジェンダー」
● 金美珍、小谷幸 「ロサンゼルスの最低賃金引上げ運動」
(休憩、10分)
● 岸朋弘、菅俊治、中村優介 「若者の労働運動とUCLAレイバーセンター」
第3部 これからの労働運動にどう活かすか
● 瀬山紀子、柳浦聡子 「不安定な働き方と労働運動」
● 坂本啓太 「移住労働者と労働組合」
東京訪米団報告会案内ビデオ(43秒)
APALA ケント・ウォン 沖縄へ連帯メッセージ(5分)
報告会案内チラシ