第82回社会運動ユニオニズム研究会
日時:2018年11月10日(土)13:30から17:30
場所:明治大学駿河台キャンパス12号館10階2103教室
テーマ:「自由な働き方」の落とし穴〜雇用によらない働き方の現状と課題
主催:
法政大学フェアレイバー研究所
明治大学労働教育メディア研究センター
LaborNow
※「報告資料」をクリックすると公開用資料(PDF)がダウンロードできます。
※報告部分全体の映像記録は各報告者の「映像」をクリックすれば、それぞれ報告開始位置から映像記録が見られます(YouTubeサイトに飛びます)。下記の埋め込み映像も同じものです。
※雑誌『労働法律旬報』2019年2月上旬号にも報告部分の記録を掲載しました。
当日の報告部分の映像記録(YouTube)
※報告部分全体の映像記録は各報告者の「映像」をクリックすれば、それぞれ報告開始位置から映像記録が見られます(YouTubeサイトに飛びます)。下記の埋め込み映像も同じものです。
※雑誌『労働法律旬報』2019年2月上旬号にも報告部分の記録を掲載しました。
当日の報告部分の映像記録(YouTube)
報告:
1.雇用によらない働き方の現状と課題・政策動向
2.雇用によらない働き方とは〜現場からの報告
3.海外の法制度や取り組みの紹介
撮影担当だったため映像なし
いま「シェリング・エコノミー」が、何ら規制のないまま広がっています。インターネットを介在し、個人や法人の遊休資産を活用して消費者に提供するという、一見聞こえの良いイメージだけが先行しています。他方、政府は副業や自営型テレワーク(在宅就労)を推奨し、フリーランスとしての働き方が、自分らしく自由で、育児や介護などと両立する働き方であるとのイメージが宣伝されています。
この間、政府や業界団体、労働組合の関係団体は、それぞれ、雇用によらない働き方の実態を調査して、政策や課題について提言しています。雇用によらない働き方は大変多様であり、そこから生じる課題も様々です。従前からあった自営や個人請負という働き方は失業や労働災害をはじめとする様々なリスクを個人に負わせる一方、発注する側の企業にとっては労働・社会保険などの企業負担を回避しつつ、実質的に雇用と同じように働き手を使ってきた一面もあり、それに対する労働組合の闘いや取り組みも続けられてきました。
そこで、本研究会では、雇用によらない働き方で働く当事者の声に耳を澄ませ、海外の動向や取り組みを踏まえながら、いかなる働き方であっても働き手が安心して働きつづけられる枠組みをつくるにはどうしたら良いか、その課題と論点、取り組みの方向を議論したいと思います。ご関心あるみなさんのご参加を呼びかけます。