2009年4月5日日曜日

第1回社会運動ユニオニズム研究会を開催しました

日 時:2009年4月4日(土)
テーマ:アメリカの社会運動ユニオニズム

報告1:社会運動ユニオニズムとリビング・ウェィジ条例運動
     〜市民からの労働への接近〜
      小畑精武さん(自治労本部組織局アドバイザー)
報告2:SEIUは労働者の救世主か独裁者か
      浜田陽太郎さん(朝日新聞記者)
コメント:米国左翼労働運動としての社会運動ユニオニズム
      篠田徹さん(早稲田大学教授)

当日は上記三氏から報告いただき、アメリカ労働運動の現状と社会運動ユニオニズムについて議論しました。アメリカの社会運動ユニオニズムは80年代の困難な時代のコミュニティ(移民を含む)の組織化に起源があるのではないか、SEIUはビジネスユニオニズムそのものではないか、社会運動ユニオニズムの思想的背景など、興味深い議論をしました。

当日の関係資料・参考文献は以下の通りです。リンクをクリックいただければ資料をダウンロードできます。

小畑報告レジュメ
浜田報告レジュメ
篠田報告レジュメ
小畑精武「アメリカ視察団からの報告」『月刊労働組合』2009年4月号、No.531(リンクなし)
浜田陽太郎・竹信三恵子「変革を問われる労組」『朝日新聞』2009年3月17日朝刊 東京本社
篠田徹「第12回労働調査セミナー報告②:労働運動について考える」『労働調査』2009年1月号、労働調査協議会