2013年11月16日土曜日

徹底討論:アベノミクスと雇用「改革」

第38回社会運動ユニオニズム研究会(終了)
日 時:20131116日(土)13:3018:00
場 所:明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロント1階グローバル・ホール
JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口(新宿より改札)を出て、明大通りの右側を明大方向に向かい2つめの信号の交差点(右角はドコモショップ)を右折、サンマルクカフェのある建物。
テーマ:徹底討論:アベノミクスと雇用「改革」
報 告:
(1)アベノミクスと雇用「改革」--経済学の視点から:竹田茂夫さん(法政大学経済学部教授)
 報告資料 http://www.jca.apc.org/labornow/SMU/20131116takeda.pdf
(2)安倍雇用「改革」と雇用特区構想--法律家の視点から:水口洋介さん(日本労働弁護団前幹事長)
 報告資料 http://www.jca.apc.org/labornow/SMU/20131116minaguchi.pdf

補足報告
(1)安倍雇用「改革」に対する連合としての見解と取り組み:安永貴夫さん(連合・副事務局長)
 報告資料 http://www.jca.apc.org/labornow/SMU/20131116yasunaga.pdf
(2)労働政策審議会の審議状況:宮本礼一さん(産業労働組合JAM・書記長、労働政策審議会労働者委員)

共 催:一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター
    明治大学労働教育メディア研究センター
    Labor Now
研究会案内ビラ
 http://www.jca.apc.org/labornow/SMU/leaf20131116.pdf
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安倍政権は、アベノミクスの成長戦略として、「雇用改革」を推進しています。6月14日には、「経済再生と成長力強化のため、『人が動く』ように雇用の多様性、柔軟性を高め、『失業なき円滑な労働移動』を実現させていく観点から、(1)ジョブ型正社員の雇用ルールの整備、(2)企画業務型裁量労働制やフレックスタイム制等労働時間法制の見直し、(3)有料職業紹介事業の規制改革、(4)労働者派遣制度の見直し」を閣議決定しました。(1)については「有識者懇談会」で、(2)-(4)については労働政策審議会で議論が進んでいます。
そして、産業競争力会議・国家戦略特区ワーキンググループは、解雇ルールの緩和や有期雇用の無期雇用への転換権の事前放棄、労働時間規制の適用除外などの特例措置を国家戦略特区に導入する構想を提案しました。世論の反発で一旦トーンダウンしましたが、推進勢力は引き続き構想の実現を狙っています。
私たちは<アベノミクスと雇用改革>によって、不安定雇用や長時間労働がさらに拡大・蔓延し、雇用破壊を拡げるのではないかと大変危惧をしています。
そこで、次回研究会では、経済学の視点から竹田茂夫さんに<アベノミクスと雇用「改革」>の問題点を、法律家の視点から水口洋介さんに<安倍雇用「改革」と雇用特区構想>の問題点をそれぞれ提起いただき、何が問題か、私たちは、これらの課題にどのように取り組むかを徹底的に討論したいと思います。
広い会場を確保し、討論時間もたっぷり取りましたので、多くの皆さまにご参加と積極的な議論を呼びかけます。