第71回社会運動ユニオニズム研究会
日時:2017年9月26日(火)18:30-21:00
場所:連合会館402会議室(御茶ノ水)
報告:シェアリングエコノミーと労働者の権利
菅俊治さん(弁護士・東京法律事務所)
コメント:浦田誠さん(国際運輸労連本部内陸運輸部長)
主催:一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター
法政大学大学院フェアレイバー研究所
明治大学労働教育メディア研究センター
Labor Now
参加申込み:資料準備の都合上、参加をご希望の方は9月25日までに下記アドレスまでご一報下さい。
いま「シェリング・エコノミー」が、何ら規制のないまま広がっています。インターネットを介在し、個人や法人の遊休資産を活用して消費者に提供するという、一見聞こえの良いイメージだけが先行しています。しかし、7月の本研究会で取り上げたUber社に代表される「ライドシェア」は、世界中でタクシー産業を壊滅状態にし、多数の個人事業主による「白タク」を生みだし、多くの問題を引き起こしています。
次回研究会では、欧米で拡大する「シェリング・エコノミー」下で進む個人事業主化と労働者の権利侵害の実態、現行労働法や新たな法整備によって、どのように権利保護を進めていくべきか、を議論します。
参考文献:全米雇用法プロジェクト「シェアリングエコノミーと労働者の権利」『季刊労働者の権利』Vol.319
/ 2017年4月。